7月 AVいろいろ

◾️『となりの奥さん ハメチャイナ メイメイ』梁井一監督

上っ面を理解するでも適当にまとめるでもなく、大いなる想像と勘違いを持って真っ当な性で向き合ってて、異文化関係なく最高の交流って感じだ。

 

◾️『通りすがりのAV女優 処女と娼婦編』梁井一監督

このシリーズ、最近対になってることが多いけれど、対になればなるほど簡単に対にはなってくれない女の子達の不安定な魅力とわからなさが詰まってる。言い尽くせないけど映ってる気持ちにハッとする。

 

◾️『劇場版 名器完成』バクシーシ山下監督

シンプルに様式美というか、人間の欲のことを静かに的確に捉えた映像であるのに、そこに雑味の多過ぎる周辺情報が加わってとても大味でたいへん良かった。岩淵弘樹を堪能。

 

◾️『デカ尻スキャンダル セックスアイドル 水嶋アリス』カンパニー松尾監督

かわいかったり色っぽかったり、あべこべな世界であべこべに生きていくのは易しくはなさそうだけどひとに優しい。自分のパラレルワールドにも誰かが繋がってると信じられる。

 

◾️『脳イキ 星あめり』梁井一監督

目さえ合わせずイキまくる彼女にとってのセックスは完全に「独り」の行為で、梁井兄さんはイキたいところへ導く運転手でしかない(しかも故障)。でも唯一他人に見せたいという欲求が彼女のオナニーをセックスにしてる気がした。性行為ってなんだろな。